しょうこう熱について知っておくべきこと

· 2018年8月17日

子どもがしょうこう熱で苦しんでいるとき、適切な治療を受けられないことがあります。その結果、回復し症状を抑えるのに時間がかかってしまうかもしれません。

ですので、この病気を適切にケアする方法について、できるだけ多くのことを学んでおくことが重要なのです。

身近な人がしょうこう熱に苦しんだことがあるにしても、あなた自身が経験したことがあるにしても、この病気は特に必要なケアに関しては過ごされることが多い病気なです。

一般的に、しょうこう熱の治療はとてもシンプルに見えるかもしれませんが、とても重要な一連の方法をとります。

この方法をとることで、その人の健康を取り戻すだけでなく、長期的なダメージや大きな合併症などが起こらないようにすることにもなります。

しょうこう熱について

しょうこう熱とは、子どもの頃の病気で、A群レンサ球菌という細菌によって引き起こされます。この細菌は、扁桃腺から来る菌の種類の一つです。

A群レンサ球菌は毒を作り出し、それにより深い赤色をした発疹が身体中にできます(なので、しょうこうは猩紅と書きます)。

全てのレンサ球菌がこの毒素を作るわけではなく、また全ての子どもがこの毒素に敏感なわけでもないということを明確にしておくことが大切です。

例えば、同じ家に住んでいる兄弟が二人ともこの細菌に感染しても、二人の子供で病気が異なる道をたどるかもしれません。一人はこの毒素に敏感で、一人はそうでないかもしれないのです。

この発疹に悩まされている子どもには、症状を治すための特別な塗り薬を塗らなければなりません。

しかしこの病気はどうやってうつるのでしょうか?基本的には、感染している子どもの唾に直接接触することでうつります。おしゃべりしたり、せきやくしゃみから唾はやってきます。

子どもが口に入れた食器やおもちゃを通して菌が広まる可能性もあります。ですので、しょう紅熱に対処する際は、隔離することがとても大切になるのです。

しょうこう熱の進展

感染の効果はすぐに出ます。のど元の腺が腫れ、とても痛くなります。

さらに、以下のような症状も、しょうこう熱に伴うものなので注意しましょう。

  • 体の震え
  • 嘔吐
  • 食欲の減退
  • 頭痛
  • のどの痛み
  • 扁桃腺の腫れ
  • 元気がなくなったり、一般的な興味の喪失(つまり、お子さんはおそらく遊ぶことさえしたがらなくなります)

その後12時間から48時間で、鼠経部、脇の下、首に発疹が現れます。のちにこの発疹は身体全体に広がります。赤いぽつぽつが皮膚全体に見られ、それらは少し膨らんでいます。

同時に舌が白くなります。味蕾が腫れ、普段より赤くなります。のちに、肌がうろこ状になります。

6日か8日経つと、痛みのひどさが和らぎます。ここで熱が再び高くなった場合、すぐに治療するべきなんらかの合併症が発生している可能性があります。

9日後には、顔とお腹をはじめとして、肌の皮がむけ始めます。そのあと手や足などの皮もむけていきます。

知っておくべきこと

残念ながら、しょうこう熱は子どもの間に何回か発症してしまう可能性があります。なぜなら、別の種族のレンサ球菌から病気が運ばれてくるからです。これはつまり、予防接種をすることは他の病気ほど効果がないということです。

しょうこう熱は、必要な処置がとられれば、合併症をおこすものではありません。しかしそうでないと、心臓や関節、血管の炎症を伴うリウマチ熱になってしまうこともあります。

もし治療をしないと、しょうこう熱は糸球体腎炎につながる恐れもあります。これは、子どもの腎機能に影響を与えてしまうものです。

しょうこう熱を予防するのに、予防接種は有効ではありません。

肌に発疹が出ていてもそうでなくても、お医者さんに相談することが絶対に必要です。

医療の専門家が、患者さんに最も適切な治療が何かを判断してくれます。処方された薬の成分と、投薬量、短期、中期、長期的作用について気を付けておくことがとても大切です。

しょうこう熱には必ず治療を

しょうこう熱のある子どもの治療法

  1. 休息がとても重要です。学校に行けるくらい元気になったとしても、休息がまだ大切です。子どもが快適になってからしっかりと出席することが子どもには大切です。白い食べ物、栄養のあるスープ、アイスクリーム、オレンジジュースやレモネードなどのナチュラルな自家製の飲み物などを含む食事を作ってあげましょう。
  2. 子どもが食べたがらなければ、無理に食べさせてはいけません。その代わり、柔らかい食べ物を与えましょう。
  3. 冷たい蒸気の出る加湿器を持っていたら、のどの痛みを和らげるのに最適です。温かい湿布や冷たい湿布をお子さんの首の周りに巻いて、腫れを引かせ、痛みを少し軽減させることもできます。
  4. 子どもの爪を必ず短く切っておきましょう。発疹をかいたときに、自分を傷つけないようにするためです。
  5. 優しく愛情たっぷりにケアしてあげましょう。安っぽく聞こえるかもしれませんが、病気の時は誰でも心配されて、愛されていると感じたいものです。お子さんに愛情と思いやりをこめたケアをしてあげることで、お子さんの心理的な健康もケアでき、それにより身体的な健康もよくすることになるのです。あなたの小さな患者さんと、充実した時を過ごすことがとても大切なのです。

なにか質問があったら、小児科に相談することが重要です。お子さんの健康に関することについては、症状が悪くなったりさらなる合併症にならないように、常に素早く行動しましょう。