おしゃぶりは子供の健康の良い?

· 2018年8月10日

おしゃぶりは、歯並びなどを悪くするので成長とともに改善していかなければならない癖の一つですが、最新の研究では驚くべき効果があることも分かっています。

指をしゃぶったり爪を噛む癖がある子供は、大きくなった時にアレルギーをもつ割合が低くなるというものです。

指をしゃぶったり爪を噛むと、細菌に触れる機会が多くなります。そうすると免疫系が変化し、アレルギーを持ちにくくなります。

この研究はニュージーランドのダニーデンにあるオタゴ大学で行われ、雑誌 Pediatricsに掲載されました。

 

衛生面に対する憶測を裏付ける結果

研究は、1000人以上を対象にした長期間に渡った学際的なデータが使用されました。被験者が13歳の時と、32歳になった時点との2回、皮膚穿刺試験を行いました。

このテストは皮膚が一般的なアレルゲンの少なくとも1つに反応している場合にその結果が示されます。つまりアレルゲンに対するアレルギー反応を起こすリスクが高い人を示します。アレルゲンとは猫、犬、馬、草、ハウスダスト、ダニ、真菌などです。

指しゃぶり

指しゃぶりや爪噛みをする子供はたったの38%が少なくとも1つのアレルゲンに対して反応しました。そういった癖のない子供たちは49%が反応しています。

乳幼児に至ってはさらに顕著に結果が表れています。癖のある子どもはたったの31%しか反応が出ませんでした。

32歳になった時点では、さらに明確に結果がわかれています。性別や家族のアレルギー歴、子供のころにペットがいたか、喫煙、母乳育児などその他のアレルギーの要因となるものを考慮しています。

結果を見る限りでは、少なくとも衛生面から考えて、これらは幼少期で気を付けなければならないような問題ではないようです。

衛生面に対する憶測を裏付ける結果となりました。つまり、幼少期に細菌などと触れることで、アレルギーになる可能性を低めるのです。

爪噛み

 

治しておきたい子供のころの癖

例え指しゃぶりや爪噛みがアレルギーを予防するとしても、やはりこれらの癖は治したほうが良いでしょう。これは大きな問題になりかねません。

赤ちゃんが指しゃぶりをするのは普通ですが、3歳あたりになる頃にもまだ続いていると、歯並びに影響する場合があります。またしゃべる際の活舌が悪くなったり、顔の形が歪んだり、悪くすると食べにくくなることもあります。

また、指の形が悪くなったり、手湿疹や変形につながります。また、感染などのリスクを高めます。

3歳以降になると、動きも活発になります。つまり以前は触れなかった箇所も触れるようになります。また、人から嫌がられたりするなどして心に傷が出来てしまうこともあります。

また爪噛みもやめさせなければなりません。年齢が上がるごとに感染のリスクが高まり、イボや歯の問題などが出てきます。

爪を噛んで短くなりすぎると、日々の作業に支障が出る場合もあります。これもまた他人に嫌がられるなど感情的な問題を引き起こすこともあります。