乳糖不耐症を発見するためにできること

· 2018年8月22日

赤ちゃんの乳糖不耐症を発見するには、まず症状に注意する事です。この記事では、乳糖不耐症の特徴とも呼べる症状を共有したいと思います。

また、幼児期の急性の下痢が最も一般的な乳糖不耐症の兆候であることに注意しましょう。就学時や、就学を控えた時期には、繰り返す腹痛や、腹部の膨満感、鼓脹が主な症状となることもあります。

シルビア・クルシェト博士(胃腸病理学、小児栄養学の専門家)によると、不耐性は、多くの人が消化器科にかかる主要な理由の1つです。

乳糖不耐性は、水様便、腹部膨張、ガス、鼓腸、腹痛、腸疝痛または神経過敏を特徴とします。

乳児または2歳未満の小児の場合、肛門領域の皮膚炎症を引き起こす酸性物沈着が見受けられることもあります。こういった場合の便は、酸性臭、お酢のような匂いを放つ場合があります。

シルビア博士によると、最も重要な要因は、乳糖の摂取で下痢になるかどうかです。

同様に、乳糖を摂取しないことで下痢の症状が改善されるのか観察することも重要です。

乳糖不耐症2

乳糖とは?

乳糖は、ミルクの中に含まれる糖の一種です。この分野の専門家によると、乳糖不耐症の主な原因は、腸がそれを分解、変換(グルコースおよびガラクトース)できないことです。

これは、ラクターゼと呼ばれる酵素(タンパク質)の不足に起因します。また、ラクターゼは小腸でつくられます。

シルビア博士の論文によれば、世界の人口の80%が乳糖不耐症に多かれ少なかれ苦しんでいるといいます。その多くは、過敏性腸症候群と重なる症状を含みます。

彼女はまた、乳糖不耐症は食品による副作用の一種であると指摘します。乳糖不耐性は、非免疫機構によるもので、アレルギー反応よりも5〜10倍多く発症します。

高レベルの乳糖

乳糖は、妊娠の終わりからすべての哺乳動物の母乳中に存在し、授乳中を通して存在しています。

また、早産児と新生児両方のための主なエネルギー源です。母乳には約7%の乳糖が含まれています。 7%は他の哺乳動物に比べ、遥かに高い数値です。例えば牛乳には、4%の乳糖しか含まれていません。

牛乳は母乳の代用品として使用することができます。

乳糖不耐性には様々な種類があります:

  • 先天性のラクターゼ欠損
  • 後天性のラクターゼ欠損

先天性のラクターゼ欠損は非常に稀であり、遺伝性であるとされます。そして、その症状は出生時から始まります。

この不耐性を特定するためには、母乳摂取後に現れる下痢に注意してください。牛乳等の乳糖を含む他の製品も同様です。

乳糖不耐症であっても、子供たちは一見、健康的で、健康的な食欲を持っています。しかし、すぐに脱水症状や酸性血症が現れるでしょう。

十分な治療を受けなければ、栄養失調につながる可能性もあります。 シルビア博士によると、乳糖摂取を止める事で症状は急速に改善されます。

対照的に、後期に発症するラクターゼ欠損は、腸粘膜における乳酸酵素の減少によるものであるとされます。

この種の不耐性は、授乳期後に起こります。苦しめられている人の割合はとても高いです。乳糖の減少は、生まれてからの1〜3年の間に起こることが多いとされます。

また、乳糖不耐性は、衛生状態の悪い環境に住む人々にはより顕著に現れます。これは胃腸感染と栄養失調が繰り返されるためです。

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乳糖不耐症の診断

シルビア博士によれば、乳糖不耐性は、便および便中に見出されるPHおよび還元性物質によって診断できるそうです。

手頃な価格の診断方法で、ほとんどのクリニックで利用できます。

この診断方法は乳児に特に効果的と言われていますが、成人期を迎えた人には診断結果の正確性は乏しいとされています。

乳糖不耐性の他の検出方法としては、呼気中の水素試験があります。しかし、子どもは検出用のチューブに吹くのに十分な年齢でなければなりません。