子どものいふん症について

· 2018年10月23日
いふん症の子どもが、下着にお漏らししないで、ちゃんとトイレに行って間に合ったら、必ず褒めてあげましょう。

子どもの いふん症 はあまり気付かれないこともある病気で、してはいけない場所や状況で排便をしてしまうことです。しつけが悪いから、いふん症なのではないかと誤解されることもあります。

あまり聞いたことがない親御さんもいるかもしれませんが、子どもにわりと起こりやすいものです。

いふん症

いふん症は、基本的には便失禁のことです。もうおむつが取れている子どもが、トイレ以外の所で排便をしてしまう病気を指します。

つまり子どもが排便をいつどこでするか、コントロールできなくなってしまうのです。

いふん症に気付くのが難しい理由

いふん症は、悪い習慣で行儀が悪いだけだと、間違われることがあります。特に子どものいたずらが多く、親に逆らうことが多い場合、家族でさえ子どものいふん症を、反抗しているだけと思ってしまうのです。

子どもが遊んでいて、間に合うようにトイレに行けないとき、子どもが排便を長い間我慢しているからではないかと、家族に指摘されてしまいます。

早めに治療しないと、いふん症が心の病気を引き起こすこともあり、それが長期に渡り影響することもあります。

子どもがいふん症だと見極める

一週間に何度も便を漏らすようであれば、子どもがいふん症であると判断してよいでしょう。

いふん症の原因

いふん症の原因は色々と考えられますが、最もよくある原因は便秘と下痢です。

便秘

いふん症が子どもに見られる場合、便秘が主な原因になることが多いです。

子どもが便秘のときは、腸に硬い便がたくさん溜まってしまい、トイレに行っても、うまく出せません。

それでも消化器官は機能し続けるので、水分や柔らかい便が、詰まってしまった排泄物を通り越して漏れてしまうのです。

下痢

一方、子どもが下痢の場合も便が漏れてしまうことがあります。排便のコントロールができないのであれば、漏れていることに気付かないこともあるでしょう。

いふん症の時どうすればいいの?

まずは子どもをお医者さんに連れていきましょう。いふん症や便失禁が見られる子どもは、すぐに検査を受け、できれば健康診断もしてもらう方が良いでしょう。

それによって医師が、神経や脊髄に関する他の病気ではないことを確認できるからです。

さらにいふん症の原因が、便秘なのか下痢なのかを見極めることができます。

医師の診断では、精神的な問題がないかという点も確認します。ストレスが原因の場合は、心理学者や精神科医の診察も必要になります。

その他の影響

子どもの いふん症

排便がうまくできないと、子どもの社会性にも影響します。排便のコントロールができない子どもは、他の子どもと遊ばないようにする傾向があります。

友達の前でお漏らしをするのが恥ずかしいのです。自分のせいだと思ったり、自分の身体を恥ずかしく感じたりします。

適切な治療をしないと、慢性便秘、膀胱感染、消化不良、食欲不振などの問題を起こします。

いふん症は自然に治るのか?

子どもときちんと話をすることが重要です。トイレに行くことを習慣付けて、排便はごく普通のことで、不安になる必要はない、と教えてあげましょう。いふん症が自然に治ることもあります。

さらに便秘や下痢のせいで、いふん症になっている場合は、まず原因になっている問題を解決すれば、いふん症も治るでしょう。

親に何かできるか?

いふん症の子どもは、家族の協力が必要です。

子どもがトイレに行くことを教えてあげて、いつどのように排便したらいいかを示してあげましょう。ただ単に、一日に何度かトイレに行って座ってみるよう、勧めるだけでも充分です。

話をするのが恥ずかしい事でも、子どもときちんと話しましょう。汚れた下着や服をこっそり洗濯して、問題があることを隠していては、子どものためになりません。

いふん症 と治療

お漏らしのことで、子どもに恥ずかしい思いをさせたり、傷付けることのないように気を付けましょう。心が傷つくと、状況を悪化させます。いふん症は子どもによくある問題です。その先の人生に続くような、トラウマにならなくてもいいものなのです。

いふん症に対して怒ったり批判すると、せっかく子どもが受けている、身体的 / 精神的治療の妨げになってしまいます。

親や家族が否定的な反応を示していると、子どもは心配事を相談したり、気持ちを教えてくれなくなります。

いふん症の子どもが、下着にお漏らししないで、ちゃんとトイレに行って間に合ったら、必ず褒めてあげましょう。それはけして簡単ではなく、一生懸命努力したのですから。

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