生後4ヵ月:社交性の開花

生後4ヵ月:社交性の開花
María Alejandra Castro Arbeláez

によって書かれ、確認されています。 心理学者 María Alejandra Castro Arbeláez.

最後の更新: 22 6月, 2018

今がお子さんの「自立性」が始まる段階です。生後4ヵ月の赤ちゃんは、物を拾うため手を使ったり、自分の周りのものとよりつながりをもつようになります。

たくさんおしゃべりして、笑ってもくれますよ!

人生の第一期が過ぎ、赤ちゃんは自分の身体をさらに使うことができるようになります。筋肉がその発達の新しいポイントに達するのです。

赤ちゃんが、まだできませんが、座るなどの新しい体勢をとろうとするのを見られることになるでしょう。しかし腹ばいになって、頭を持ち上げるため腕で自分を支えることはできます。ベッドでごろごろと寝返りを打つのも大好きになることでしょう。

このことを踏まえて、高い場所に赤ちゃんを一人で置いておくことには十分注意しましょう。赤ちゃんは特定の行動の危険性や限界がまだわからないのですから。

また赤ちゃんが周りのものにより注意を払い、交流しようとするようになったことにも気が付くと思います。

おもちゃ(特に音の出るもの)で遊ぶのを楽しむようになり、見つけたものは何でも口に入れ、おしゃべりをして近くにいる人の反応を待つようにもなります。

しかし赤ちゃんが口に入れようとするものには気を付けてください。のどに詰まってしまう恐れのあるものは手の届くところに置かないようにしましょう。

社交性については、特定の人と一緒にいて、気分がいいと声を出して笑うことができるようになります。お母さんとお父さん以外の人が近づくと泣いてしまうかもしれませんが、その人が信用できるようになれば大丈夫です。

生後4ヵ月で起こる身体の変化

  • 体重の増加がゆっくりになります。週に約150g増えるようになるでしょう。
  • 身長も大幅には伸びなくなります。最初の3ヵ月とは違って、この段階では6~7㎝ほど成長します。
  • 夜の区別がつきます。夜8~10時間眠り、日中にも昼寝をします。
  • おむつを交換する回数が減ります。腸の動きが落ち着き、おしっこをする頻度が少なくなるからです。
  • 腕と脚をよりうまく使えるようになります。物を拾うことはできますが、指でチョキを作ることはできません。硬い地面では立とうとし始めることもあります。
  • 社交性の向上。赤ちゃんは一人でいることが好きではありません。最初の音を出せるようになり、音節がいくつかある音まで出せるようになります。たくさん笑うようになり、笑い声さえあげるようになります。
生後4ヵ月ではさまざまな変化が
  • 食事に変化はありません。赤ちゃんの食料源は母乳のみのままです。固形物を足し始めるのは6ヵ月以降にしましょう。
  • 色が見えるようになってきます。さらに、親や親しい友達の顔が見分けられるようになります。
  • この段階で耳が一番いい状態になります。特に両親など時間と共に過ごすことが多い人の声を識別できるようになります。
  • 不快なことも出てくるかもしれません。なぜか赤ちゃんがイライラしているときは、便秘や吐き気、腹痛、下痢や風邪などの症状があるかもしれないので、小児科に行って相談しましょう。

刺激と成長に関するアドバイス

あなたのお子さんは感覚を刺激するのにもってこいの年齢です。どうやればいいのでしょうか。まずは、音がしたり光ったりするおもちゃを与えて、赤ちゃんの反応に対してリアクションをとってあげましょう。こうすれば、赤ちゃんは自分の行動と、起こりうる結果を結び付け始めます。

生後4ヵ月の間は、重要な認知的発達が起こります。赤ちゃんを鏡の前において繰り返し名前を呼び、赤ちゃんが関連付けられるようにしてあげましょう。

他の人と交流する能力を高めるために、赤ちゃんがあなたに話しかけたときは必ず返事をしてあげましょう。そして散歩に連れ出し、外の世界があることを見せてあげましょう。

赤ちゃんにたくさんの刺激を

赤ちゃんに話しかけたり、歌を歌ってあげたり、本を読んであげることもとても大切です。雰囲気がわかるように声のトーンも変えてみましょう。

いつでも、赤ちゃんが動きまわり、物を操作し、自分自身の行動を整合できる能力を持つことが大切です。

生後4ヵ月の赤ちゃんに大変おすすめのゲームが、赤ちゃんを仰向けで寝かせ、赤ちゃんと向き合い、おもちゃ(できれば明るい色の物)を見せます。そして赤ちゃんがそれをつかむためには上に手を伸ばしたり左右に動いたりしなければならないようにするというものです。

このエクササイズには以下の二つの利点があります:

  1. 赤ちゃんの柔軟性と腹筋の強さを向上させます。重力に逆らって上肢をあげなければならないからです。
  2. 赤ちゃんの視覚、触覚、聴覚が発達します。

その他のおすすめ

いつも言われるように、予防接種のスケジュールを頭に置いておき、その通りに受けましょう。

また、おしゃぶりを使うべきか否かというのは、よく議論になる話題ですね。赤ちゃんの不安を減らすという意味で利点もありますが、逆効果もあります。こちらの記事でアドバイスをいくつか見てみてください。

なにか異常を見つけたり、赤ちゃんが不快そうにしていたら、遠慮なくプロに相談しましょう。そういうことがなければ、このステージを楽しんでください。すぐに終わってしまいますからね!


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  • Shaffer, D. R. (2009). Desarrollo social y de la personalidad. México: Thomson, 2002..

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