性的虐待を防ぐためにお子さんに教えるべき10のこと

性的虐待を防ぐためにお子さんに教えるべき10のこと
María Alejandra Castro Arbeláez

によって書かれ、確認されています。 心理学者 María Alejandra Castro Arbeláez.

最後の更新: 09 7月, 2018

性的虐待はとても深刻でデリケートなことなので、自分の愛する子どもには絶対起こらないだろうと思っていても、実際は私たちが想像するよりもよく起こっているのです。

子どもは日ごろからこのおぞましい危険にさらされており、親がこの話題をさけることは子どものためになりません。

性的虐待は家の中でも外でも起こります。そしてこれはその性行為に最低でも一人が合意していないときのことを指します。

この意味では、力、説得、威圧などもその虐待行為の中に含まれます。性的虐待とは特定のやり方で力が行使されたときのことを言うのです。

また大人と未成年者、または一方が強制している場合には未成年者間でも、密接な関係になることも指します。

もしあなたも大半の親と同じように自分の家族はこの問題とは関係ないと思っているのだとしたら、性的虐待はよく起こるもので、それは全ての社会的、教育的、精神的背景の人に起こるのだということを知っておいてください。

そして、性的虐待は子どもにも大人にも同じように影響しますが、私達はそれを効果的に防ぐことができます。

犯罪

未成年と性行為をすると法律で罰せられます。しかし虐待が起こっているときや、それが何なのか、またどんな状況で起こるのかを判断するのが難しいと思っている人は多くいます。

この特定のケースでは、ゲームのように見えるどんな身体的行為も犯罪になりえます。

子どもには性的要素を含む「ゲーム」を誰ともするべきではないということをはっきりさせておきことが大切です。家族や、同性、異性関係ありません。実は19歳以下の子どもは、こういった行為に参加するかどうかを判断する精神的能力がないとされているのです。

未成年との性交渉を受け入れることも法律違反です。未成年は性交渉に合意する法的権利を持っていないということが法律で明記されているからです。

親が関わっていると、親は子どもについての権利を持っているので犯罪ではないと思うかもしれません。しかし、法律ではどんな場合でも大人は他の人に対し性的に力を行使してはならないとされています。

ほかにも、未成年間で性行為のようなものがあった場合も法律違反になります。このケースは複雑ですが、決定的な要素があります。関わった人の中に強制があったかどうかを判断するのです。もしなにかしらの圧力がかかっていたならば、それは虐待に分類されます。

どんなとき虐待になるのか

つまり、子どもの一人が一方に強制や説得、権利を侵害するようなことをしていた場合、虐待だとみなされます。そして虐待をする人には法的な手続きが行われる場合もあります。

性的虐待を防ぐために子どもが知っておくべき10のこと

コミュニケーションが非常に重要です。虐待を未然に防ぐためにコミュニケーションを生かすことが何よりも大切です。これは性的虐待をなくならせるための主な方法でもあるので、子どもにこの話題を常に話し続けなければなりません。

また信頼も非常に大切です。子どもに私たちのことを完全に信頼してもいいんだよと教え、子どもに潜むたくさんの悪を避けて通り、強い、長く続く関係性を築いていけるということを伝えてあげましょう。

そして、虐待を受けた多くの子どもは、何があったのか話そうとしないということを知っておくことも重要です。これはコミュニケーション不足と信頼の欠如から起こります。

コミュニケーションと信頼で虐待を防ぎましょう

虐待を受けた子供は劇的な変化を経験するので、黙っていることで深刻な人格の問題の引き金となってしまうかもしれません。最悪の事態は、虐待が再び起こったり、引き続き起こり続けることです。

性的虐待を防ぐため、以下のことをお子さんに教えましょう:

  • 主なリスクは最も子どもに近い人の中にあること
  • 子どもが嫌だと思ったことについてはなんでも話し、秘密は必ず守ること
  • 知らない人と二人きりには絶対にならないこと
  • インターネットの危険性を知らされていること
  • 性行為は大人だけのものだと教え、こういった「ゲーム」は普通ではなく、合法でもないということを教えること
  • 混乱するような状況になることに気を付け、親や先生、保護者にすぐに知らせること
  • この話題について知りたいことはなんでも親に聞かせて、家族ではない人や知らない人には聞かないこと
  • 何が起こっているか親に知らせることが必須です。怖がらず伝えなければなりません。虐待者は知られたくないと思っているので、親に知らせることが予防のカギとなるのです。
  • 虐待者を怖がってはいけません。そうすれば彼らが自由に行動したり何らかの形で子どもに強制したりすることが不可能になります。
  • その人がどれほど身近な人でも、疑う気持ちを忘れずに。この問題の慎重な扱い方を知り、他の人の人格を汚すような誤解が生まれないようにしましょう。

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